「栄養3・3運動」って?

2020年03月07日

名古屋市千種区吹上でパーソナルトレーニングを行っているFKstyleの長谷(ながや)です。

冒頭にある「栄養3・3運動」ってみなさんご存じですか?

この言葉実は厚生労働省のホームページ


“健やかな毎日のための基本的な食生活のあり方を簡単に示したもの”


として紹介されている言葉です。

「3・3」って何のことかわかりにくいですよね?

「3食・3色」というのを意味しています。

「3食」とは朝・昼・晩の3回の食事のことを指し、「3色」とは毎食「3色食品群」の食品をそろえて食べることを指しています。

要約すると1日3食バランス良く食べましょうということです。

今までは「3色」の方が特に強調されてきましたが、「3食」がなぜ3色と同じく大切かという説明はこのように乗っています。


“「栄養3色(3色食品群)運動」の歴史は古く、昭和27(1952)年に広島県庁の岡田正美技師が提唱したのが始まりです。当時は終戦直後の食料不足からの復興期で、1日3回の食事をとることを誰もが大切にしていたため、あえて「3食」を言う必要はなかったのでしょう。”


というのが最近3食が大切といわれている理由なのだそうです。

ではいつから朝・昼・晩の3食を食べるようになったかというと、長い日本の歴史の中でも江戸時代中期以降のことだそうです。

それ以前は朝・夕の2食がメインだったようです。

ただし朝・夕の2食が主流の時代でもおやつという形で間食を摂り、エネルギー補給をしていた様です。

農林水産省のホームページでも


“食事と食事の間かくは、4~5時間が理想的。でも、私たちの生活では、昼食と夕食の間が6~7時間くらい開いてしまうことがあります。”


と唱っており、江戸時代中期以前の2食の時代でもある程度理にかなった食事をとっていたことが分かります。


今までの食文化の背景を見てもわかるように1日3食が必要なのが理解してもらえると思います。

そして"健やかな毎日のための基本的な食生活のあり方を簡単に示したもの"でも運動は出てくるほど大切なことでもあります。

コロナウイルスなどで中々運動する場所を確保することが難しい方も多いと思います。

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